私は実際に車上荒らしに遭いました。バス釣りで楽しい休日のはずが、半日近く交番で過ごすことに。同じような被害者を出さないため私の車上荒らし経験と対策についてまとめました。
Contents
車の窓ガラスが割られ、釣竿がなくなる
2012年5月の朝5時頃、私は千葉県の佐久間ダムでバス釣りをしていました。いつものようにポイント移動のため車に戻ると、駐車場、私の車の横一面に何かがキラキラと光っています。そして運転席の窓ガラスが綺麗になくなっています。
私はあまりのこわさに震えました。何を盗まれたのかしばらくわかりませんでしたが、少しずつ冷静になっていき次第に気づきます。盗まれたのは車の中にあった物は合わせて1万円しないであろう竿とリールでした。一体何故こんな物を狙うのでしょうか?
警察に連絡し交番へ、車はレッカーで回収
すぐに警察を呼びました。警察の方はせっかくのお休み中大変だったねとやさしい口調で声をかけてくれました。到着した警察の指示に従って、窓ガラスが割れてしまった車に乗り交番へ向かいました。
犯人逮捕のため警察の捜査に協力
交番についたら、指紋を取りました。親指、人差し指と順番にすべての指について黒い朱肉を指につけ、白い紙に押します。さらに警察は犯人特定のため車に残った指紋をとります。その後盗まれた物について警察の質問に答えます。釣り竿とリールを盗まれたことと、それらの色や形値段がいくらか答えます。
私が乗っていた車はレンタカーだったためレンタカー業者にも連絡し、車を回収してもらいます。ついでに回収にきた業者に家まで送って頂きその日は終わりました。
犯人の目的は? お金になる釣り具
後日警察から連絡があり、犯人が捕まったことを知ります。被害者は私の他に16人いるが、訴訟を起こしますか?という質問を受けます。実質被害は安い釣り具のみというのと、もう怖い思いをしたくないので訴訟を起こしませんでした。
犯人は盗んだ釣り具を中古釣り具屋に売却しお金にしていたようです。恐ろしいことに犯人はドラッグ中毒で手っ取り早くお金を手に入れるためにこのような犯罪を繰り返していました。
車上荒らし対策
私が車を離れたのはほんの30分にも満たない時間でした。おそらく犯人は車の中を覗きこみ、金目の物がないかを確認し、素早くそれを持ち去って逃げたのではないかと思います。車上荒らしに遭わないためにはどうしたら良いでしょう?
以下は私が個人的に実践している車上荒らし対策です。
①釣り竿等金目の物を車内の見える場所におかない。
私が車上荒らしにあったとき釣竿が外からも見えるような場所においてありました。見える場所に釣り具や金目の物を置かない方がよいかもしれません。
②車の鍵を閉めないのも有効
最近私は車の中を空っぽにしておき、窓ガラスを割られないよう鍵を開けるようにしています。ドアを開けて車の中を探しても何も盗む物はありません。
ただ車両盗難の可能性があるので十分注意してください笑
まとめ
楽しい釣りを台無しにする車上荒らし。釣具がお金になると犯人は考えています。くれぐれも車に釣り具や金目の物を置かないよう気を付けましょう。できれば車を空っぽにして鍵も開けてしまうくらいの方が安心かもしれません。
コメント