秋のブラックバスはポイントに集結せず、餌を求めて回遊をすることが多いです。そのためどこにブラックバスがいるのか掴みづらくどんなルアーが有効かもわかりづらいです。
しかし、逆に言うと信頼できるルアーを広範囲にキャストすれば、ブラックバスはルアーに食いついてくれることが少なくありません。秋のバス釣りにおいて、もっとも重要なのはパイロットルアーではないでしょうか。
Contents
パイロットルアーの重要性について
パイロットルアーとは釣り場について最初に投げるルアーです。釣り場についたばかりで、まだ釣れるか釣れないかわからない。そんな状況の中ドキドキしながら広範囲にキャストするルアーです。
パイロットルアーをキャストすると以下の情報が釣り人に伝わってきます。
・風速、水深、水流の強さ
使い慣れたルアーから手に伝わってくる振動は、水中のストラクチャーの有無さえ教えてくれます。
ブラックバスがいるかを判断する材料となる。
パイロットルアーを投げていきなり釣れることもありますが、ルアーを追っかけて来るもののプイっと引き返していくこともあります。パイロットルアーはどのレンジ、どの方向にブラックバスがいるかを探ってくれます。
次のルアーは何がよいかを見極めることができる。
次にキャストするルアーを決めるときパイロットルアーに対する反応がよければそのままキャストし続けることもできるし、反応がなければ、まったく違う系統のルアーをキャストするといった選択ができます。
パイロットルアーを選ぶポイント
あなたは決まったパイロットルアーがありますか?パイロットルアーがないなんてもったいないですよ。もし決まったルアーがなければ、あなただけのパイロットルアーを選んでみませんか?パイロットルアーの選び方についてまとめてみました。
パイロットルアーに必要なのは風に強く流れに強いこと。
多少風があってもしっかり飛んでいき、流れがあっても水の抵抗を受けすぎずにしっかり泳ぐルアーならどんな釣り場でもキャストすることができます。
浅いレンジから徐々に探っていき、反応がなければ深いレンジを探ることができるものが良いです。
アピール力が高いルアーを使ってみよう
風や流れに強いルアーはアピール力が小さいことがよくあります。ブラックバスに見つけてもらえるようなアピール力があるルアーが良いです。とくに濁りの強い時には大きい音と派手な色でアピールすることが重要です。
何よりも釣れる可能性が高いルアーを投げること
パイロットルアーは釣れるか釣れないかわからない状況で投げるルアーです。そういった状況で釣れないルアーを投げるのは気分的に辛いので、釣れるかもしれないという期待感のあるルアーが良いです。
過去に釣果、実績のあるルアーを選んでみてはいかがでしょうか。
おすすめパイロットルアーはコレだ!!
私が個人的におすすめするパイロットルアーはスミスのパニッシュです。
おすすめの理由は以下4つです。
お勧め理由その①
タイプが充実していること(フローティング、ダイビング、サスペンド、シンキング)
表層から底まで全てのレンジを探ることができます。ひとつのルアーで全てをサーチすることは非常に難しいのでタイプの充実したパニッシュは本当にオススメです!
おすすめ理由その②適度なアクションがサーチするのに最適
ローリング70%、ウォッブリング30%
(ローリングは水の抵抗に強い、ウォッブリングはアピール力が強い)
水の流れがあっても安定して泳ぎます。ジャークやトゥイッチをすればアピールもします。この適度なアクションこそがさまざまなレンジにで自然なアクションをさせたり、強い動きでアピールできたりと、おなじコースを通した場合でもブラックバスの反応が変わってくることがあり、サーチする際の大きなヒントとなります。
おすすめ理由その③飛距離が出る
ウェイトの割に飛距離が出るため広範囲を探ることができます。今日のバスがいるポイントを素早く判断するために、一度のキャストで多くのポイントを通せたほうが、バスが釣れる確率が高くなるのは間違いないですからね!
またあまりバスに近づきたくないポイントでも離れた場所からキャスト出来るのは非常に強みになりますよ。
おすすめ理由その④パニッシュは本当によく釣れるルアー
ブラックバスだけでなくトラウト、シーバスまで釣れます。過去の実績からわかるように色々なシーンで使われてきています。
※パニッシュはもともとトラウト用のルアーです。
スミス(SMITH LTD) ルアー DDパニッシュ 80SP 05ヒメマス
まとめ
ポイントが絞れずどんなルアーを投げるか迷ってしまう秋のバス釣りですが、パイロットルアーを使用すれば攻略のヒントが伝わってくるかもしれません。
風に強く、流れに強い、アピール力が高く、何よりも釣れる!そんなルアーがあればパイロットルアーとして選んでみてはいかがでしょうか。迷ったらコレ!というルアーを決めておくことが、バスに近づくための最短距離だと思います。
コメント